
ストレスなしで子育てをしたい人は多いはずです。言っても言っても響かないわが子にうんざりする毎日。「なんでこの子は自分の言うことを聞かないのだろうか・・・」と育児に悩んだ時「まっ、いいか!」と思えば気がラクになるのではと考えたのですがなかなかこの考えでストレスなしの子育てをすることは手ごわいです。
お母さんは真剣モードからフラットモードに切り替えが必要です。子育てにおいての“あきらめて妥協をすること”は容易ではないことがわかりました。
自分の気持ちをコントロールする日々のトレーニングが必要だと気付きました。
■「まっ、いいか!」と思考を切替える
子どもはときに手のつけようのない程に泣きます。
泣き方が違います。
親が理解しようもないくらい泣くこともありますね。
親のこちらが真っ向から解決しようと挑んでも子どもは「暴れ」、聞く耳は持てずそして泣き方はエスカレートしていきます。このような時はどう対処したらよいのか考えてみます。
『子どもの泣く原因を知る』
笑うときはいかがでしょう。私達わが子の笑顔は最高にいい顔ですね。楽しいことやおもしろいことを感じているから\ニコニコ笑顔/になっています。笑うとき、泣くとき、子どもなりに何か訳があって、その思いを表現しています。一人一人それぞれの感じるモノがあってイキイキした表情が出ていますね。
ではそこまで泣く原因って何なのだろう?
泣く理由について大まかに3つに分類していました。
- 今現在の欲望・・・小さな子供は\まさに今この瞬間/を生きています。5分経てばさっきまでの大騒ぎはどこかへ消えてしまう程です。「今、これが食べたい」「今、遊びたい」「今、それはしたくない」など基本的に今現在の欲求での満たされない気持ちから泣くことが多いです。
- 精神面・・・外部(幼稚園や保育園)からの刺激をうけています。大人でも5月病と言われる精神面の病があるほどです。兄弟への嫉妬心、お母さんへの気配りもほんの少しですができるようになると「自分の気持ちを抑える」ようになります。精神的にため込むことができる子どもは他のイヤな出来事を引き金に泣くこともあります。
- 体調面・・・風邪をひいていたり、熱があったりでしんどいときにはぐずりやすいです。また、体調不良の治りかけや治った後も「甘え」から泣きやすくなります。
■3歳8カ月の男の子と母の一例
わが子の場合、泣き虫ではない方なので泣く時は精神的に来ていることがあります。先日の体調不良で久しぶりにお母さんにべったり甘えることができ嬉しかったのでしょう。抱っこの温かみを思い出したのかな?と私は思ったのです。それからというもの、事あるごとに泣きやすくなりました。
いろいろなシチュエーションがありますが日常で多いのが『おやつで大騒ぎ、大泣き』するのです。
お菓子の決まり事
わが家ではおやつにおいて決まり事があります。「おやつは数を決めて食べようね、今日はこれとこれね!」と決めて与えますが「もっと欲しい!!!」欲求が抑えきれません。
私の思考の様子は
- (またお菓子でグズグズ始まったな)
- 言い聞かす
- (まだグズグズ言うんかい)
- 言い聞かす
- ・・・・・・・・・イライラ、イライラ・・
- ・・・・・イライラ、イライラ・・
ある程度言って聞かすことをしても子どもの食べたい欲求が収まらないと私のイライラが止まらなくなります。この負のスパイラルから抜け出せなくなるのです。
■負のスパイラルを断ち切る
気持ちの切り替え上手なお母さんの場合は多少のイライラは感じるが、上手く自分の意識から子どもをシャットアウトし次の行動に移せるようですが、気持ちの切り替えが苦手なお母さんはいつまでも心にしこりを持ったまま家事と育児をしています。負のスパイラルの断ち切り方は様々です。自分にないモノを意識的に取り入れることから始めましょう。
子どもに対してすること
- 子どもの言うことを反復する・・・「食べたいのよね」「お菓子ね」「食べたいね~」「お母さんも食べたーーい」と同じ気持ちになってみます。子どもに言い聞かすためにダメだと言っても聞かない場合は子どもと同感作戦に出てみます。気持ちに寄り添ったあとはその場から離れ一人にさせます。子どもが落ち着くのを待ちます。
- 笑いに持っていく・・・うちでは旦那さんがこの方法を使うことが多いです。「めそめそカイジュ~、メソメソッチョだ」「まだ泣いてんのか~い」などと体をこしょぐってみます。この方法だと最近は子どものパンチが飛んでくるのでもう効かないのかもしれません。
自分が意識すること
- 『子どもの今の現状はいつまでも続くものではないこと』と意識する。実際に大泣き・泣きじゃくる状態はそう長くは続かないもの。お母さんが疲れ果てないようにするために一呼吸します。
- 息を吐く・・・「す~~っ」と長めに息を吐きましょう。リラックスの意識で副交感神経を優位にさせます。自律神経には、身体を休ませる副交感神経と活性化させる交感神経があります。興奮しているときは交感神経が優位になり、食事をしているときや休んでいるときは副交感神経が優位になります。ゆっくりと長く息をはくことに集中する呼吸法を使って意識を自分自身に持っていきます。
- 「泣くな!」「言うことを聞いて」と相手に求めない・・・子どもは自分の気持ちを泣くことで発散していますから、止めようにも止められません。もしかしたら子ども自体も泣き止みたいのにストップできない状態なのかもしれません。落ち着くのを待つのみ、お母さんは静かに待つを徹底します。
■泣きじゃくる子どもがいても周りを気にしないでいいのよ
家の中なら叱る声や泣き声はそこまで気になりませんが、外出先のお店や公共機関の乗り物では周りが気になります。
迷惑に思われているかもと周りを過度に気にするとお母さんが疲れませんか?
自分のことではなく子どものことなので止めたいものも止まりませんよね。子どもの状態はお母さんのせいではないのです。バスや電車で声を出すことや歩き回りたいこと、立ちたいこと、お店のおもちゃコーナーで泣きじゃくることなどは子どもの生まれもつ性格やたった今夢中になっていることなのです。原因はお母さんの育て方が全てではないと私は思います。
子どもはどんなタイミングで怪獣になるかわかりません、そんな子どもと一緒に外出していること自体、すごいこと!ではありませんか^^お母さん、よくやってるって自分を褒めてあげましょうよ。
意外と周りは温かく
\助けたい気持ち/で私達親子を見ていると思いますよ。
■後先考えず今に集中してみる
わが子が三歳なりたての頃、外出先で泣きじゃくってその場から離れられなくなった経験があります。その時に私は息子の様子にお手上げで、どうしていいのかわからなくなり私の限界を通りこし泣いてしまったのです。最初で最後の育児泣きであってほしいですが、自分が感じている以上に育児疲れがきていたのかもしれません。
今思えば、あと15分遊ばせてあげる余裕があれば良かったな!
今思えば、その日の晩ごはんは手抜きをしようと思えば良かったな!
今思えば、自分もその時を楽しむことを探せば良かったな!
こんな風に思えます。
育児は
『立ち止まって、たまに後戻りして、少し進む。そんなペースです。急がずラクにわが子との生活を楽しみたいものです。』
彩乃子
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